会社の設立 平成17年に商法の大改正があり現在「会社法」が施行されています。この会社法によって、株式会社の設立は非常に簡略化されました。
(1)新会社法になって変わったこと
これまで |
→ | 平成18年(2006年)以降 |
商法第二編「会社」
有限会社法
商法特例法 | 会社法 |
資本金は1円でも良い。
取締役は1人でも良い。
株券は原則不発行
「類似商号の調査」が不要
「事業目的相談」が不要
保管証明書のかわりに残高証明で大丈夫 |
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(2)株式会社の設立手続(発起設立の場合)
発起人を決める → 会社の基本的事項を決める →
会社代表印をつくる → 定款を作成し認証を受ける →
引受株式数を決める → 金融機関に出資金を払い込む →
取締役会の開催(1人取締役でも可) → 設立登記により会社設立 |
◆いろいろな会社があります◆
株式会社は一番ポピュラーですが、他に合資会社、合名会社、合同会社等があります。もちろんいったん作った会社ですが、どういう種類の会社にでも変更可能です。事業の目的に沿って一番適当な会社の種類を選び設立すればよいと思います。
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